【最短で合格する】Salesforce認定アドミニストレーター資格の勉強方法
Salesforce認定アドミニストレーター資格はSalesforce認定資格の中でも一番最初に取得することが多い資格です。
Salesforce上級資格の受験にも必要とされており、Salesforce認定資格といえばまず真っ先にこの資格が思い浮かびます。
本記事では筆者が実際に受験までに行った勉強方法と合格するためのポイントを解説しています。
目次
合格難易度
Salesforce認定アドミニストレーター資格の合格難易度はそこまで高くないです。
普段からSalesforceのシステム管理者として携わっている人であれば学習時間10時間程度で合格できると思います。
受験ガイドにもSalesforce管理者の方を対象としている旨記載があります。
Salesforce 認定アドミニストレーター資格は、Salesforce 管理者としての経験を持つ個人を対象としています。このプログラムは、Sales Cloud、Service Cloud、Collaboration Cloud において、
受験ガイド:SALESFORCE 認定アドミニストレーター
アプリケーション、エンドユーザが利用できる機能、システム管理者が利用できる設定および管理のオプションを幅広く網羅します。
受験までにやったこと
- 受験ガイドを読む
- 試験問題集を見て傾向を掴む
- わからない箇所を調べる
- 再度、試験問題集を解く
前提として筆者はIT未経験かつ完全独学でSalesforceを習得しています。
元々受験までには、ある程度Salesforceシステム管理者として実装を行ってきましたが、試験で出題される範囲で触れていない機能も多くありました。
しかし、この勉強方法で合格することができたので経験の浅い方でも同じように勉強をすれば合格できるのではないでしょうか。
受験ガイドを読む
初めてのSalesforce認定資格受験ですが、まずは受験ガイドをよく読みました。
受験ガイドには試験範囲の記載があるため、どこを勉強すれば良いのかを把握します。
この段階でわからない単語があればメモをしておき、Googleで検索してTrailHeadとSalesforceヘルプに目を通します。
試験範囲
試験問題集を見て傾向を掴む
受験ガイドを読んだら試験問題集に取り掛かりました。
Salesforceの過去問は公開されていないのですが、ネットで試験問題集が作成されいるのでそちらを参考にします。
参考にしたのは下記のサイトです。
Salesforce 認定アドミニストレータに一致する単語カードと学習セット | Quizlet
Salesforce認定アドミニストレーター 資格取得に向けて | SFDCの一番星
ただし試験問題集の中で間違って正解とされているものがあるため、あくまでも試験問題の傾向を掴むための参考としてください。
わからない箇所を調べる
受験ガイドと試験問題集に目を通したら、自分の知らない単語や機能がわかると思います。
次に該当の単語をGoogleで検索し、出てきたTrailHeadとSalesforceヘルプに目を通します。
今回筆者はTrailmixやTrailを行なっていませんが、より確実に合格を狙うのであればこちらも完了しておくと良いでしょう。
受験ガイドに記載のあるTrailmixやTrailは下記です。
受験ガイドにはSuperbadgeの記載もありますが、そこまでやらなくても合格点には届くと思います。
その他、わからない箇所はDeveloper Editionで実際に設定をして動作を確認しました。
テキストだけではイメージしづらい部分もあるため、不安な箇所は実際に設定することをおすすめします。
再度、試験問題集を解く
ここまできたら合格のイメージができると思います。
最後に、もう一度試験問題集を解きます。
「Salesofrceの一番星」というサイトで模擬試験会場が用意されているので、こちらを活用しました。
→【Salesforce 資格】認定 アドミニストレータ 模擬試験会場 | SFDCの一番星
時間制限もあるため、本番同様に受けることができると思います。
合格のポイント
実際に受験してみて感じた合格のポイントは下記です。
- 試験範囲を把握する
- わからない単語を理解する
- 実際に設定してみる
試験範囲の把握はもちろんですが、わからない単語を理解することも重要です。
普段レポートやダッシュボードを作成している方でも単語として出題されるとわからないものもあります。例えばゲージグラフなど普段使い慣れない単語はあらかじめ何を指しているのか確認しておきましょう。
また、実際に設定しないとイメージできない機能もあるため不安がある機能はDeveloper Editionで検証することをおすすめします。
特に小規模の組織では、共有モデル(組織の共有設定、ロールとロール階層、共有の直接設定、共有ルールと公開グループ)を細かく設定していないことも多いため、こちらはDeveloper Editionで触っておくと良いでしょう。
まとめ
Salesforce認定アドミニストレーター資格は、Salesforce認定資格の中でも基本となる資格です。
出題される問題は知っていれば解ける問題も多く、上記の勉強方法で合格点には達することができると思います。
ぜひ本記事を参考にSalesforce認定アドミニストレーター資格の勉強をしてみてください。