Account Engagement(旧Pardot)のダイナミックリストとは?作成方法とスタティックリストとの違いを解説

Pardotのダイナミックリストとは?作成方法とスタティックリストとの違いを解説

Account Engagement(旧Pardot)のリスト作成方法にはダイナミックリストとスタティックリストの2種類があります。
本記事ではダイナミックリストの概要と作成方法、スタティックリストとの違いを解説しています。

ダイナミックリストとは

ダイナミックリストはAccount Engagement(旧Pardot)でリストを作成する際に選択できる機能の一つです。
動的にリストを作成することができるため、一度リスト作成の条件を決めたらその後は自動でプロスペクトが追加されていきます。

ダイナミックリストは、設定した条件に基づいてプロスペクトを自動的に追加または削除する「スマート」リストです。このリストは簡単に設定でき、自動的に管理されるため、頻繁に変化する情報に関連するリストを構築する場合に適しています。

引用元:ダイナミックリストの使用

多くの場合、リスト作成ではダイナミックリストで十分ですが使用用途によってはスタティックリストを使用する必要があります。

ダイナミックリストとスタティックリストとの違いを理解し、使い分けができるようにしておきましょう。

ダイナミックリストの作成方法

ダイナミックリストは[マーケティング]→[セグメンテーション]→[リスト]→[リストを追加]から作成します。
ここまでの手順はスタティックリストと同様です。

ダイナミックリストの作成方法

ダイナミックリストを作成する場合、リスト情報で「ダイナミックリスト」にチェックを入れます。
ここでチェックを入れずにリストを作成するとスタティックリストになります。

ダイナミックリストにチェック

チェック項目の下部にも説明がありますが、ダイナミックリストは手動でプロスペクトの追加ができません。

あとはプロスペクトの抽出条件を設定し「ルールを実行する」とリスト作成は完了です。
「ルールを実行する」の前に「プレビュー」でリストに追加されるプロスペクトの事前確認も可能です。

ルールの実行とプレビュー

ダイナミックリストとスタティックリストの違い

ダイナミックリストとスタティックリストの大きな違いは、継続的にリスト追加されるかどうかという点です。

ダイナミックリストとスタティックリストの違い

ダイナミックリストの場合、設定した条件を基にプロスペクトが自動で追加、削除されていきます。

時間の経過と共にリスト数が変動するため、現時点で条件に一致するプロスペクトだけをリスト作成したい時はスタティックリストを使用します。

まとめ

ダイナミックリストはAccount Engagement(旧Pardot)ユーザーにとって利用頻度の高い機能です。
リストメール送信やEngagement Studioなど様々なことに利用できますが、手動でプロスペクトの追加ができないなどの制約もあります。仕様を理解してリストを作成しましょう。

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